その前に、今日はたまたま実家から活伊勢エビをもらったので、家で和風の夕食にしました。頭はグリルで焼き上げて、おつまみに。おいしーい。
さて、食後は待望のPort Ellen 1983試飲会。画像左から、
・Provenance(McGibbon's) bottled winter 2006 46%:
いわゆるシェリー樽系のポートエレン。しかし、樽香が強すぎずバランスがとれていて、かなりおいしい。
・The Golden Cask(MacDuff) bottled 2006 53%:
だいぶ茶色い。シェリー樽はやや強め。とろっとした感じで、ちょっとアイラっぽくない造りに感じました。
・Old Malt Cask(Douglas Laing) bottled July 2006 50%:
これは、文句なくおいしい。OMCすごいなー。OMCの基本の50%の加水ですが、たしかにこれぐらいが水っぽくもなく落ち着いて飲めるところかな。これはどう見てもバーボンカスク熟成で、男ぽいスモーキーさがたまりません。
・Vintage Bottling(Dun Bheagan) bottled 2006 45.9%:
他に比べてボディが軽めで、煙っぽさが立っています。が、それと同時にハチミツの味を感じます。なんだか不思議なウィスキーだけど、とっても好きです。
というわけで、同年に醸造された同じ蒸留所のモルトばかりだというのに、どれも個性が違って、とても楽しめました。それにしても、こんなに一気にPort Ellen開けちゃうなんて、すごいことです。人間力を合わせればけっこう何でもできちゃうものだなあ。
アイリッシュ・ウィスキーには、正直なところあまり強くありません。たまに飲むけれど、あまり意識したことが亡く、全体的に甘味が強いイメージでした。今日はもっと理解するために、ストレートでいろいろ試してみました。
ちなみに、先日よそで飲んだTullamore dew(タラモア・デュー)は、甘味がとても強くて、こっくりした、まさにイメージ通りのアイリッシュでした。
今日は、まずPaddy(パディ)から。バランスのとれた、飲みやすいお酒でした。甘味はほどほど。
つづいて、Kilbegan(キルベガン)。これは、ずいぶん辛口で、ちょっと苦みを感じるほど。スコッチで言えばハイランドっぽい雰囲気かしら。あまり好みではありません。逆に走って、次はJameson(ジェイムソン)。タラモアほどではないけれど、甘味のしっかりある、こっくりタイプ。アイリッシュ・ウィスキーと言えば、やっぱりこれだよね。最後に、Conemara(コネマラ)。今までのものより、少し高級なもの。値段通り、一番おいしかったです。香りもあり、軽い甘味もあり、複雑さを感じる味でした。これは、次もゆっくりいただきたいお酒でした。
というわけで、まだいただいていないものもあるので、味を忘れないうちに、もう一度飲みにいこうと思っています。
アイリッシュは、やはり全般的にヨードっぽさがなくて、飲みやすいウィスキーだな、と思いました。でも、やっぱり3杯目ぐらいからはヨード香が恋しくなってくる、アイラモルト・フリークなのでした・・・・・。
まず、写真1枚目のリアル・エールでのどをうるおしました。フルーティーで、コクのある、おいしいエールです。
それから、今日は軽くグラスワインをいただくことに。私はイタリアワインで行くことにして、まずカンノナウ種100%の、カンノナウ・ディ・サルデーニア(イエルズ・R.d.ファルコ)にしました。カンノナウというぶどうは、実は初めての体験。サルディニア島特有のぶどうで、フランスでいうグルナッシュと同じ種だそうです。タンニンが強く、若い印象でした。肉に合わせるお気楽ワインかな。つづいて、キャンティ・クラシコ(カステッロ・ディ・フォンテルットリ)(写真)。これは、お買い得。スムースで、タンニンは強すぎず、でもイタリアっぽい骨格がしっかりあって、かなり幸せワインでした。
食事は写真にとらなかったけれど、どれも美味。特に、なすとズッキーニのフリットはビールによく合い、からすみのスパゲティ(1.4mm)はワインによく合いました。セレクト完璧! ここのお店のパスタ、特にスパゲティはとてもおいしいので、とってもおすすめです。
さて、地元にいると、なにかといいことがあります。普段から蔵元で直接お酒を買えるし、季節限定・地元限定の商品も買えます。そんな中で、私たち酒飲み仲間にとって一大イベントだったのが、菊姫純米無ろ過生原酒の発売でした。文字通り、しぼりたてのお酒に、ろ過も火入れもせず、当日発売されるお酒です。作りたてのお酒を味見して、夏にできあがる今年の菊姫はどうかな?と様子を見るための、サンプルのようなものです。が、これが単なるサンプルでは全然ありません。無ろ過生というひとつのジャンルを作っていると言えます。
文字通り生きたお酒なので、瓶の中でも発酵が進みます。現地にいるときは、予約を入れておいて午前中に取りに行き、真っ昼間から昼間からへべれけの会と称して、飲んだくれておりました。瓶を開けてから飲んでいるうちにも、どんどん味が変わっていき、とても楽しかったものです。
東京に移ってからも、送料がかかるのもいとわず、毎年年末か年始ごろに送ってもらい、毎年のように通称菊姫の無ろ過を楽しんでいます。今年は、12月13日に第1回の無ろ過がやってきました。この手のお酒は、普通の日本酒よりアルコール度数が高く、味もこっくりしているので、さっぱりしたおつまみよりも、むしろ脂ののった魚や肉が合います。さっそく、ワインの予定だったのを、無ろ過に代えました。どれどれ、今年はどうかな? いつもより少しすっきりした、辛口に近いお酒に感じます。ほんのり果物の梨に近い香りがして、おいしくいただきました。いやあ、しあわせ。
最近は、どうやら全国的に生流行で、特に東京などにいると、各地の生原酒を手に入れられます。2月4日に作るものは、立春初しぼりなんて呼び方もありますね。東京で飲む生原酒は、現地での楽しさとは、やっぱりちょっと違ってしまうけれど、その分いろいろいただけて、また楽し、なのです。
先月手に入れた2本は水平テイスティングしましたが、まだ封の開いていない2本はどうなるのか? それはFさん次第。乞うご期待!ということで、以下次号。